あなたの為の一周忌情報

2017年04月22日

ご家庭に立派な仏壇を用意しておきましょう

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人がお亡くなりになり、葬儀を行う際には専門の業者に仕事を依頼することが多くなっています。その際は業者の方に専属の斎場を手配してもらうことが一般的になっていますので、ご自宅を会場として利用されることは少なくなりました。

東京や神奈川、大阪などの都市部ではマンションなどの集合住宅に住まわれているご家庭が多いので、今後もこの斎場を利用されるという葬儀スタイルは増え続けていくでしょう。しかしお式が終わり、一周忌を迎えるまではご自宅の仏壇などに手を合わせに来てくださる方が多いかもしれません。

故人の生前縁のあった方々、友人知人や恩師の方、学生時代や仕事上の付き合うのあった方々などがご自宅の仏壇にきて手を合わせてくれる機会が多くなるかもしれません。特にお仕事の都合などでお葬式に参列することができなかった方が訪れてくれることも少なくないでしょう。その時のために、仏壇のあるお部屋はしっかりと整理整頓し、いつでも迎え入れることができる空間にしておく必要があります。またご自宅の玄関に関してもしっかりと整えておく必要があります。

仏教の世界では、玄関には特別な意味があります。その境界線を越えた先には、特別な空間があるということですので、まず玄関を美しくしておくことで、ご自宅全体の雰囲気が変わるでしょう。仏壇に手を合わせるために訪れてくださるお客様をお迎えするにあたって、仏壇のあるお部屋と同じくらい、入口を奇麗にしておくことは大切だということを理解しておきましょう。

部屋を整えることに関してはご家族の方針や好みによるところがありますが、ご不明な点があれば葬儀を行った際に仕事を依頼した葬儀業者のスタッフの方に聞いてしまってもよいでしょう。宗教的な意味で方針が決まっているのでしたら、それに合わせた内装を心がけてもよいですが、一般に仏壇のあるお部屋というものをいかに整えておくかということには、決まりはありません。しかしお客様をお迎えするためのマナーは存在しますので、わかりにくければ業者にお尋ねすれば的確に教えてくれるということです。

一周忌を終えたあとにも、仏壇に手を合わせにきてくれる方々はいるかもしれませんので、その時の為の準備はしていても良いでしょう。またご家族が日頃生活をする上でも、ご家庭がきれいに整っておくことは大変意味のあることです。お部屋が整っていれば、故人と向き合う意味でも、誠実な気持ちを維持することができるでしょう。

[参考情報]
葬儀の常識!前田の日常
www.maedanonitizyo-sogi.net
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